映画ブログのはずがゲームブログになりつつある。そんなブログ。

2014/06/30

2014年6月に観た映画

カレル・ゼマン シンドバッドの冒険

キャラの手の動きがかわいくて仕方ない。(顔を隠すところとか)
アニメーションで水を表すために、実物(水)を使ってるみたいだった。


ヤン・シュヴァンクマイエル「ジャバウォッキー」、その他の短編

シュヴァンクマイエル①
アニメーションと実写の融合が生み出す美しい狂気。
短編集ですが私は「~トリック」「農園」あたりが好きです。
藤子・F・不二雄の短篇集みたいなブラックさがあります(つまり私の好み)


シェルブールの雨傘

テーマが延々脳内リピートされてしまう…!なミュージカル。
全部台詞が歌になっているのが特徴。
衣装や大道具が舞台っぽい独特の配色。
「あなたは幸せ?」という問いかけが切ない。
言うまでもなく、ドヌーヴ(18)が美しい。

アナと雪の女王

やっと見ました。面白かったけどメインキャラが結構多いなあ…と。
ラプンツェルの髪にしても、これにしても、3DCG技術あってこその映画ですね。
私2D手書きアニメーションの長編新作も待ってるんですが!お願いします!


ファイナル・ファンタジー

世界初のフォトリアルフルCG映画としてはもう少し評価あってもいい気が。
なんでファイナル・ファンタジーって名前にしちゃったんだろう…
これはFFじゃなくて、スクウェアがアメリカでSF作ったよ!って感じです。


パプリカ

声優キャストが完全に90年代生まれホイホイだと思いました。
気持ちの悪い夢の世界(今月こういう作品多いですね)と現実が混ざっていくお話。


モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル

テリー・ギリアム①
これは…アウトでしょ…って感じのギャグが満載。
求められる教養が高いと感じるところも。全部は理解できず。
見るとココナッツwwwwwwwってなります。


魔法にかけられて

ふと見たくなってまた借りてきました。
曲(アラン・メンケン)→安定のクオリティ


TIME

時間のアイディアが◎
王道・テンプレっぽさもありますが、設定が斬新なので楽しめる作品。


アナザウェイ(Egymásra nézve)
ハンガリーの映画。
レズビアンの女性二人の恋愛模様と、当時の社会の問題を絡めた作品。
主演二人は外国人女優で、声は別の人(ハンガリー人)のものらしい。


がんばれ、リアム

家族それぞれの抱える問題を丁寧に描いている社会派ドラマ。
貧困・格差が引き起こす家族の崩壊。
吃音を持った主人公という設定が脚本に生かされていると思った。
パッケージに似合わず重いドラマなので注意!


キリング・フィールド

前半はドキュメンタリーのように淡々と進み、後半は人間ドラマ+脱出劇。
面白さでいうと、中盤、主人公二人が別れてからが本番という感じ。
「誰も寝てはならぬ」が流れながらテレビの映像が映される場面が印象的。
音楽の使い方が風変わりで面白かった。


蜘蛛巣城

↑このシーンが見たくて借りてきました。
思惑と「予言」が絡み合った話、よくできてます。
物怪の気持ち悪さで楢山節考(木下惠介)を思い出した。


イースタン・プロミス

(…エログロがなければもっと人に薦められるのに)
クローネンバーグ①
心理描写に重きを置きながらも、のめり込める正統派スリラーかと。


トレインスポッティング

「フィルス」(同原作者の映画)も見たいなーと結構前から思ってるけどまだ見てない。
本当に爽快。リアリスティックな表現じゃないのが良い。
トイレに入っていくシーンとか面白かった。


未来世紀ブラジル

テリー・ギリアム②
ディストピア映画!題名の意は、国のブラジルじゃなくて曲のブラジルです。
ただ暗い未来を描いたSFではなく、細かいところで笑えるのが良い。



フィッシャー・キング

テリー・ギリアム③
ロビン・ウィリアムズが主役。漁夫王の伝説を現代に。
(前知識あったほうがいいです)


サーカス(チャップリンではなくオルローワの)
(スターリン時代云々はまあ置いといて、)面白かったです。
これ日本でDVD化よろしくお願いします!!


ソウル・キッチン


ギリシャ系ドイツ人が主人公で、監督と同じトルコ系っぽい人も登場するので、
ドイツ移民事情が分かってるともっと社会派的に鑑賞できるのかもと思います。
脇役で登場するシェフのキャラクターが良い。
良い1時間半すごせたなって思える好きな作品です。


ヒストリー・オブ・バイオレンス
 
クローネンバーグ②
イースタン・プロミスと似てますが、こちらのほうが先で、よりアート系映画っぽい。
両方ギャングが関わるお話で暴力的ですが、おすすめです。


ヤン・シュヴァンクマイエル短編集

シュヴァンクマイエル②
最初の作品「FOOD」で強烈な吐き気に襲われる。
食後の鑑賞はおすすめしません。
今月の二本目で挙げた短編集と比べ、主張や表現がはっきりとした、強烈な作品が多い気が。


冬のライオン

人間ドラマであり、愛憎劇。
濃厚な2時間で、無駄がない。
歴史モノですが現代のシリアスドラマを見ているようでした。


トロン (オリジナル)

世界初のCG映画と言われる作品。
独特の世界観とヴィジュアルは一度見たら忘れない(はず)。
私がトロンを知ったのは確か小学生のころの「キングダムハーツ2」だと思いますが、やっと見られて良かったです。続編(レガシー)も近々。


今月は良い作品がとっても多くておすすめ決めるの難しいですね(有名作品多いし)。
クローネンバーグの二作品、トレインスポッティング、シェルブールとかソウル・キッチンも…
最近映画館に行けないので古い作品ばっかりですが、気になった方は是非。

以上23作品、6月の記録でした。

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2014/06/29

ゲームの記録(2014年4月~6月)FF7/DAZE/アンチャGA

FINAL FANTASY VII(PS,1997年)

久々に出してきて、5月中狂ったようにプレイしていました。(なぜ今更)
しかもわざわざ初代PS+4:3のアナログテレビで…(PS2も部屋にあるのに)
移動は×ボタンを押しながら方向キー(アナログスティック非対応のため)となっているのが長時間プレイにはキツイので注意。
しかしストーリーと世界観は全く色褪せないぞ、っと。
低い解像度でも脳内補完できるようになっちゃうぞ、っと。


GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動 (Vita,2012年)

ずーっと前からVita買ったらプレイしたいと思っていたGRAVITY DAZE。
めちゃくちゃハマりました。
大学の古い建物を見て、あ…この壁に立ちたい…という妄想を抱いてしまったり、夜寝る前に目をとじると、主人公のようにサーっと「空に落ちる」感覚が自分のことのように蘇ってきたり。素敵なソフトです。
欠点としては、マップ切り替えのロードが長すぎることですかね。もう少し快適だったらなー
映画好きの人は、各チャプターの題名にクスっと笑えるかも。音楽が最高で、BGM聞きながら街うろうろするだけでも楽しいです。


アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり(Vita, 2011年)

初級と上級で二周。
二周目はムービー飛ばしまくったのでサクサク進みました。
銃撃戦が楽しすぎ。ステルス決めるのも爽快でした。収集要素は大量でがっつり。

ボート漕ぐ場面があるんですが、そこでの矢印の指示が背面タッチパッドのことだと分からなくて、ずっとタッチパネルを擦っていました。タッチパネルでも操作できるみたいです。ムービー中に光るポイントにタッチするとアイテムが入手できるのに気づいたのも二周目から。結構タッチ操作多めのソフトです。(私は嫌いじゃないけど)
あとは、二周目でバグっぽいもの(敵が消えて進行不可能)にあたってしまったんですが、チャプター初めから再開したら大丈夫でした。よかったー




その他、3DSではやっとすれちがい通信で1000人突破、ピースを全部揃えることができました(わーい)またすぐ新しいパネルが追加されるみたいですが!少しやりきった感!



・お忙しい人のための参考プレイ時間
FF7 35時間ほど(ウータイの寄り道有)
GRAVITY DAZE 12時間ほど+やりこみで計20時間ほど
アンチャ 不明(プレイ時間が出ない)おそらく一周10時間くらい???

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