有名サイレント映画。
カリガリ博士が夢遊病患者を使って…
[感想]
何も知らないで観たら純粋に「演劇っぽい」という印象を持ったのだろうが、前に解説があったのでドイツ表現主義の作品としてある種の構えを持って鑑賞。この独特な背景は、白黒で撮られることを前提にして、グレースケールで描かれたのか、それとも色を持っていたのだろうか。私はモノクロ映画についての知識がないが、俳優がどのような色彩の中で演技をしたかという点に興味がそそられた。
無音の世界で際立つのはやはり俳優の演技。文字で内容が補足されない会話部分も、大まかに想像を巡らせることができる。表情に魅せられた。
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先にも少し触れましたが、私が観たIVC版には以下のスクリプト↓の元となる淀川さんの解説ビデオが入ってました。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/yodogawa/title/yodo18023.html
この映画は勿論版権切れているんで、YouTubeやarchive.orgですぐ出てくるものもあるんですが、IVC版にはドイツ語のタイトル画面がついていました。(そのかわり後者で見られる英語クレジットなどはついてなかったです。)音楽は前編ピアノでしたが、YouTube版のほうが私は好きかもしれない…(最初しか聴いてないけど)
字幕付き本編を置いておきます。(YouTubeに飛んで右下のボタンで字幕ONです)

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