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2013/11/06

輪るピングドラムの最終回が良すぎた(語彙不足)(1/続く)

輪るピングドラム 1(期間限定版) [Blu-ray] 前の記事にも書きましたが、ピンドラを見終わりました。

これ、最終回が本当に良いですね。23話(最終話の前)を鑑賞したときは、「あと20分ちょっとでこの物語ちゃんと解決するのか????」と(わずかに)不安があったんですが……結論としては、ひたすらに終わりかたが美しい作品でした。

最終話はまだ一度夜中に見ただけですが、眼を閉じれば、すぐに鮮やかな映像が蘇ってきます。 (うう…)

演出やメタファーだらけの内容に入りこめなかったとしても、とりあえず最後までは見てほしい。私自身、DVDの7巻くらいまでは、続きは気になるけれどもそこまで夢中になっていないという状態でした。途中で止めなくて良かった。本当に良かった。
(現在、二周目のDVDを流しながら文章を書いてます)

音楽
OPの二曲(やくしまるえつこメトロオーケストラ)とROCK OVER JAPAN(変身シーン)がお気にいり。
サントラ(「トリプルH」という作品内ユニットのもの)を友人に借りたんですが、曲だけより映像があったほうが好きですねー。挿入歌カバー元のARBというバンド、今回初めて知りました。

演出
OPムービーは前期のもののほうが良いと思ったんですが。後期は苹果ちゃんの吐息(+ブラー)が印象的。一回最後まで見てからOP映像見ると色々気づくことがありますね。ペンギンのマークの違い(三種類)や、登場人物にかかるエフェクト(炎とか)、モチーフの意味など。

幾原邦彦監督作品ということで、昔のアニメ版セーラームーンっぽいところが沢山あって、やっぱりファンとしては嬉しかったです(リボンを使ったところや、プリクリの変身シーン、水泳のところや、ゆりと真砂子の対決シーンなど)。

ペンギンがかわいい。やけにかわいい彼らと、ギャグふんだんな演劇的演出とポップな画、それらのやさしい表面で包み隠されているのは、明確でありながら直視し難いこの作品のコンセプト。ネタバレに触れてしまうと思うので、それについて考えたことは別記事で書きたいと思います。

複数回鑑賞に耐えうる(寧ろ推奨?)名作アニメ。未見の方、ぜひ。

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